6/26 日々雑感

今日も今日とて、EUROの話。
眠い目をこすり、フランスVSギリシャを見る。
俺の見た試合のギリシャは強いなあ。
ハリステアスのヘディングシュートは見事だった。
試合はけれんみなく、勝負のあやも感じない、フランスは完敗だった。

ザゴラキスがピレスをたおしたとき、2枚目のイエローが出るかと緊張したが、
その直後、彼からすばらしいセンタリングが上がり、勝負は決した。
アンリ、ジダン、ピレス、トレセゲ
輝かしいビッグネームはことごとく、不調を極め、
アンリのシュートは右に、上にそれていった。

ビッグネームがまたひとつ大会を去る。
それ自体は寂しいことだが、日本にとっては、考えなくてはならないことが
たくさんある試合ではないかと思う。
ギリシャに、あるいはラトビアに学べることは多い。
フランスとギリシャの差は決して小さくない。
けれど、こうして大舞台でひっくり返すことも不可能ではない。
サッカーの魅力のひとつ。
思えば、今季のサッカー界はジャイアントキリングの連発だった。
チャンピオンズリーグでも、マンチェスターが、レアルが、ミランが、ユーヴェが
ことごとく散っていき、決勝戦はまれに見るダークホース対決となった。
もしも、ユーロの決勝でギリシャデンマークスウェーデンになったら、
やっぱりちょっと寂しいかもしれない。
判官びいきというけれど、強いものみたさってあるんだよな。
巨人が人気なのも少し分かる。

残る席はあと二つ、本命はオランダ、チェコか。だが、北欧2国も侮れない。
サッカー、やはり楽しいスポーツだ。