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オリンピックも終わり、一段落。
振り返って思うことは、期待に応えることの難しさ。
大会前の注目種目、競技のうち、順当にいったといえるのは
いくつあっただろうか。

期待された組では、球技系はいまいちだったか。
野球、女子ソフトは豪州に屈し、
男子サッカーは銀、銅の2チームの前に消え、
女子バレーも波に乗れないままに負けてしまった。
他にも、柔道の井上や陸上100Mの末継など、
やはり大会前に期待されることの苦しさを感じた。
女子ホッケーとかもかなあ。
女子レスリングは半々か。

結果を出した組、柔道の谷、競泳の北島らは、
大会前は不利と言われていたのが、返って功を奏したのかもしれない。
いや、とにかくやはり精神力が凄いと思う。

あとは、女子マラソンの野口は、選考のもやもやを晴らす快走で
すばらしかった。
男子ハンマー投げ室伏は、最後に金になったが、
ついに世界大会での頂点というのも、またすばらしい。

他にもたくさん、感動する種目があった。
メダルが最多だとか、金が東京にならんだとか、
やっぱり、日本が活躍することは嬉しい。
けど、そうじゃなくても、勝てなくても、メダルがなくても、
そのスポーツを極めんとし、自分の能力の限界で、
闘うアスリートの姿は、それだけで、すばらしいと思うのです。

誤審、ドーピング、乱入、残念なこともあったけれど、
商業主義に走りすぎとか、いろいろ言われているけれど、
オリンピック、4年に1度の祭典。
スポーツって良いなと、改めて感じる夏であった。

選手たちに感謝!