千葉のチカラver.2
J元年から在籍した10チームのうち、
タイトルを取ったことがなかったのは、
ジェフ・ガンバの両チームのみ。
つまり、どちらが勝っても初タイトルとなる
今日のナビスコカップ決勝。
個人的には、アテネ世代びいきなので、
ジェフといいたいところだが、
阪神がロッテにやられてるので
ガンバも応援したいような、
そんなどっちつかずな心境で、
「おそらくは延長の末PKだろう。」
と予想を立てていた。
見事的中!
0−0でしたねえ。
PKはガンバ遠藤がはずし、ジェフは全員決めて、
ジェフが勝利という結果になりました。
どちらのサポでもないのですが、
ジェフの初タイトル、心からお祝いしたいですね。
こういうとき、昨シーズンのレッズの如く、
過去を振り返るので、ちょっと感動した。
13年。リッティー、マスロバル、オッツェといったそうそうたる外国人勢や
下川、中西、城など日本を支える面子も在籍したが、
99年から低迷期を迎え、残留争いを繰り広げたジェフ。
しかし、オシムを迎えた03年から転機を迎え、
走り考えるサッカーで、上位への進出をはたした。
チェヨンス、村井、茶野、このシーズン開始直前戦力を
ざっくり持っていかれたジェフがここまでくるとは、
しかし、阿部、巻ら若手の奮闘と、k
運動量とインテリジェンスあふれるサッカーは
見るものを魅了してくれた。
ガンバもいいチームだったし、現在もリーグは首位。
だからこそのがっぷり四つ。
ほんと、いい試合だった。
J開幕時のヴェルディ−マリノス時代から、
中期のアントラーズ−ジュビロ時代を経て、
最近はレッズ、ジェフ、ガンバと新興勢力が
隆盛してきて、白熱のJリーグ。
ここから年末まではリーグ、天皇杯と残る2タイトルを
争うことになる。
力のぶつかり合い。
新興勢力、古豪の意地。ベテラン、若手の争い。
全ての争いが日本のサッカーのチカラを高めるだろう。
ここからの争いにも期待している。