12/17

昨日はVSドイツ戦。
当初よりいわれているとおり、
日本のほうがベストではない布陣。4-4-2で
GKは楢崎、DFは田中、茶野に加持、サントス。
MFは藤田、小笠原、福西、稲本
FWに高原と鈴木。

ドイツは
カーン、エルンスト、バラック!アザモア、クローゼと
そうそうたるメンバー(地味といえば地味だが)
なんでもFIFAランクでは16位と17位らしく、
期待されていたらしいが、試合は3−0と完敗。
今日の新聞各誌も酷評。
韓国がアテネ組を中心に3−1で
勝ったから余計にいろいろ言われるかもな。

まあ、韓国が勝ったことはおいて置くとして、
昨日の試合は、そんなに悪くはなかった。
前半決定的なピンチを2回しのいで、0−0。
今日は加持の上がりがよく目立つ。4−4−2だからか?
ともかく、彼も伸びたよなあ。

バラックのうまさが際立つ。中盤で球を持てる人の差。
小笠原、稲本ですら簡単にとられることが、きつさの要因だったかな。

後半開始後、FKをGKがキャッチミスした跳ね返りをクローゼに拾われる。
これも簡単に稲本がバラックを倒して与えたFK。
そして、二点目はバラックにFKを決められる(これが痛かった)
その後、セットプレーから田中のヘディング、
サントスのGK正面へのシュート(カーンが見事なキャッチ!)
があったものの、途中出場の大久保のミスから3点目をクローゼに奪われて敗戦。

感想としては、ミスでやられたという選手達の評価とは対照的に、
中盤の力の差を感じた。
無論、あのミスがなければと思うところもあるけれど、
完全に中盤の構成力に差があった。
久しぶりの4−4−2、稲本や茶野は代表も久しぶり。
そういった問題もあっただろう。
しかし、セットプレーにおけるチャンス感の乏しさも含めて、
中村俊輔不在をまざまざと感じました。
あと、中澤の高さも。
韓国も同様の状態だから、なんともいえないのはわかっているけれど、
今の段階で悲観する必要性はないと思う。
加持あたりのパフォーマンスの高さとかを見ても底上げされているのだから、
あとは、ベストのメンバーをそろえる努力と、
そうでなくても、勝ち点を落とさない努力だな。
ようは来年、イランに勝てばいいのさ。