1/1

年が明けた。大阪行く日も近い。
さて、天皇杯決勝。正月の定例行事。
ことしは東京V VS ジュビロ磐田
古豪ヴェルディVS連覇を狙うジュビロの対決。

Jリーグ通算成績を見ると、そんなにいい成績でないところに、
天皇杯の微妙な位置づけを感じるが(横浜の敗退など)、
ともあれ、今シーズンのラストマッチである。

試合は、前半中ごろに平本がセットプレイからヘディングで流し、
ポストの跳ね返りを飯尾が決める。
左サイドの相馬といい、平本、飯尾といい、
このチームの20代前半の選手は活きがいい。
飯尾はこの大会を最後にチームを去ることが決まっているらしい。
そういう選手の意地が見れるのも、天皇杯という大会のドラマ性。
良し悪しではあるけれど、特色という意味では面白いね。

ジュビロもグラウ、前田、西を中心に崩しにかかるが、
惜しいシーンを作りつつ前半が終わりかけたころ、
ヴェルディの小林(慶)が退場。
名波→福西の狡猾なプレーに引っかかった感じもあったが、
前半イエローの多かったヴェルディは後半に向けて、厳しい展開となる。
このあたりは、スポーツナビのコラム、宇都宮氏の指摘のとおり、
経験の差かなって感じで、後半に向けて楽しみでもあった。


後半、ヴェルディは先制点の飯尾を下げ守備的MF柳沢を追加。
一方、ジュビロは中山を前田に変えて投入した。
しかし、一人少ないヴェルディが福西のミスから平本の独走で追加点。

その後、川口、藤田を投入するも、いまいちかみ合わないジュビロは、
名波のFKやCKからことごとくチャンスを作り出すも、
西のゴール1点にとどまり、2−1でヴェルディが優勝した。
ヴェルディは後半途中から、流れを変えられず、ずっと守勢だったけど、
なんとか耐え忍んで粘りがったという感じであった。

ヴェルディは若手が増えて、好感の持てるチームになった。
平本、小林大吾、小林慶、相馬ら若手が中心で、
特に相馬崇人はとてもいい選手だった。
左サイドのサイドアタッカーとして、今後も見ていきたい。
(宇都宮氏と意見だだかぶりですけど)


さて、今シーズンも終わりJも次シーズンを迎える。
今期のタイトルホルダーは横浜FMFC東京、東京V。
それに加えて、今年の本質ナンバーワンチーム浦和、
力は十分、鹿島、磐田、
それに、そろそろくるか市原、G大阪
といったあたりがくるかなあ。。
日本代表の顔ぶれに、若手が加わったり、
フレッシュな顔ぶれが加わるためにも、Jの盛り上がりには大いに期待。
今年も日本サッカーにとってよい年でありますように!