ディエゴ

朝、高田馬場から従兄弟宅へ移動。仮眠を取って、渋谷へ。
睡眠5時間。疲れているに決まってる。
高坂の旦那と合流。昼食をとる。
相変わらず、テンションの高さが同じくらい。
サッカー好き度も増していてうれしい限り。
レッズマニアとの恋愛も上手くいきかけているようで、なによりです。

渋谷つたや→キリンシティ→名前知らないけどいい喫茶店→ハンズ→九州
と、まあ黄金パターンで時間を費やす。
晴れてるし、いい休日。

しかし、こっからがメインイベント。
スポーツバー「ディエゴ」にて、日韓戦を見るのだ!
彼とサッカーを見るのは、アテネ組VSトルコ選抜以来。
テレビを見るのは初めてね。

店はマニアックな感じ。
スペイン人らしき若者とおばさんがスペイン語のレッスン。
男性が一人でコーヒーをすすりながらなにやら書き物。
こんながらんとした店内へ。
旦那がよこでmixiしてる間、朝中戦を見る。
やはり、朝鮮はいいチームに仕上がってる。
この試合も、負けてるものの圧倒的に裏へ抜け出す回数は
北朝鮮が上だった。

正直、4年後、豪州を加えたこの東アジア戦線で
上位二位になるのはしんどいねえ。
(アジアサッカー協会の枠組みしだいですけど)

さて、試合開始。
GK土肥、FW玉田 以外は中国戦のままの面子。
試合開始から圧倒的に韓国ペース。
特に右サイド、9番イ・チョンスが良い動き。
だてに欧州でも韋駄天で鳴らしていないって感じで、
茂庭の裏を再三再四駆け上がり、危険なシーンを作り出す。
一方日本はというと、駒野は消され、玉田は封じられる。
今野、阿部のボール奪取や、村井のドリブルでチャンスの芽を作るものの、
その後のプレーが雑で、なかなか決定的なシーンを作れない。
土肥の素晴らしい守備のおかげで失点はしなかったものの、
本山のシュート以外はほとんど攻撃らしい攻撃もできず、前半が終わる。

後半、攻撃面はやや持ち直すものの、
やはり韓国のほうが決定的なチャンスを作っていく。
土肥が居なければと思うとぞっとするが、凌ぐことでめぐってくるもの。
転機は坪井の怪我だった。
それまで速さでは健闘し、存在感を見せていたゲームキャプテン坪井だが、
代わりの中澤の威力は絶大だった。
彼が入ると守備は安定し、ハイボールはことごとく跳ね返すし、
足元のボールもかかりだした。
村井、駒野の両サイドも徐々に攻めれるようになり、
小笠原、大黒投入を経て、流れが傾きだしたところで、CK。
蹴るのは小笠原、巻を掠めた球が中澤の左足アウトサイドにあたり、
イ・ウンジェ(懐かしいね)の股を抜ける。値千金の勝ち越し弾!
結局この一点で日本は勝利、最終順位を2位へと引き上げた。

勝ったこと、新しい戦力も加えたこと。
良かった良かった、といいたいところです。
実際、宇都宮氏もなんだか絶賛しておりました。

俺としては、評価は65点。
チャレンジは良し。
田中、今野ら収穫も有り、
控えのモチベーションアップ、
スタメンの危機感アップ、それも良い。

ただ、守備ブロックまですべてを取り替えるという点が、多少の不安を残した。
実際、中澤が入ってからの安定感は頼もしかったし。

次回以降、欧州組、国内スタメン組、今回の中国、韓国戦メンバーが
どう混ざるのか、注意深く見守りたい。


ともあれ、旦那と見る日韓戦。
試合内容はともかく、満足いくできでした。
MVP土肥に感謝しつつ、帰宅します。
17日再戦したいねえ。