有終の美を最高のかたちで

westwind2006-05-07

ハイバリー終戦、そしてプレミア最終節でもある今日。
アーセナルは5位。
4位のトットナムとはわずか1ポイント差。

今日勝たなければ、いったんはCLのシートを失うことになる。(バルサに勝てば話は別)

アーセナルが4位になるには、ウィガンに勝利した上で、スパーズがウェストハムに引き分けか負けじゃないと駄目。
他力本願な厳しい展開。

さて、ちょっと出遅れて試合開始20分前にハイバリーについてみると、報道どおり警官の規制でスタジアム前は封鎖。
最後のプログラムも売り切れていて入手できず、がっかり。

さらに、いつものPUBへ行くともう入れず、別のパブも超満員で、遠くの方から見る羽目に。

試合展開はというと、ピレスのゴールで幸先は良かった。 スパーズも先制されるし、やったと思ってたんだけど。 その直後、いきなりセットプレーで追いつかれ、さらにまたもセットプレーから逆転される嫌な展開。 スパーズが1−1に追いついたとの報道が来て、さらに嫌な空気になるなか、今日もヒーローはこの人、アンリ様!

アンリが微妙な飛び出しから同点弾。
後半には相手のバックパスミスをかっさらって逆転!
そして、試合を決定付けたのはリュングベリが入った直後。代わったばかりのリュングベリがPKをゲット!
さらに相手も代わったばかりのAJが文句を言ったのかわからないが退場になり、このPKを見事にアンリが決めてアーセナルで9度目となるハットトリック達成!

今日のアンリは本当に凄かった。
オーラばりばり。こないだスポナビのコラムにも書かれていたが、相手を抜きにかかるときの仕種とか、シュートの後の仕種とか、パスの受け方とか、一つ一つのプレーが芝居がかっているかの如く、堂に入っているというか、様になっているというか、ひとつの形式美さえ感じた。

極めつけはPKを決めた後にグラウンドにKISS!!!
もう、なんというか、アンリ様様って感じ。
ちょっと泣きそうになりました。

その後、デニス=ベルカンプが登場したあとは、PUB中も彼の応援歌一色。残念ながらその後点が入ることはなかったが、スパーズが逆転されたと情報が入ったとたん、PUBではお祭り騒ぎ。(またもビール浴びたw)

最後はアーセナルコールの大合唱で締めくくり、ハイバリーの最後は素晴らしい結末。本当、最高の気分。
これで気持ちよくパリに乗り込めるねえ。

さあ、最後はWe are the Championを歌わせてくれよ!!


(写真はパブで見かけた可愛い女の子サポーター。お父さんに肩車されつつ必死で応援してて取ってもキュート。
お願いして写真撮らせてもらいました。ちっちゃいころから洗脳されて立派なガナーズ美女に育つことでしょうw)