ギリシャ戦

こっちの話題も、はずせないよね。
見た甲斐のある試合でしたよ。

今までのBESTと言っても良いかもしれない。
４−４−２にして、センタリングを防ぐ。
言葉にするとシンプル。
ネガティブに捕らえられていた、４−４−２を
綺麗にこなせたことも大きい。

見ていて思ったのは、中盤のバランスの修正。
とくに、中田はきっと中村と話し合ったんだろう。
自らが持って上がるのは控えめ、
中盤底でのキープとチェック。
献身的なボランチをしているときの彼は
本当に頼りになる。

中村の出来もそれにつれて上昇。
MOMだったらしいね。納得する出来。
彼はやはり攻撃にこそ生きる選手なのだと、
あらためて認識。守備に走るシュンスケはいらん。

そして、加持。
課題課題といっていたセンタリングは低く早く、
さらにここ２試合打ち上げていたミドルも
枠に飛ぶように！

まるで、試合中に隼ボレーを完成させた新田君（古！）
のような、成長っぷり。
最近メディアもめっきり手のひらを返したようにべた褒めです。
（かくいう私もｗ）
いや、でもね、右サイドのポジションは大好きなの。
だからこその苦言だったわけで、
彼の覚醒ともいうべき急成長は、本当に嬉しいんだ。

FW陣では玉田のシュートの精度に
やはりちょっとなっと思うところはある。
早いFWは好きなので頑張って欲しいんだけど。

大黒の値千金弾。この人もずっと押してきたけど、
ついに本気でブレイクした感があるね。
左右、頭、どこでも決められるのが彼の強み。
（聞き足以外の精度がイマイチな感のある玉田にくらべ）

柳沢は後半ピンチを招いてたけど、
前へ前への意識の生まれた柳沢は、
ちょっと面白いな。

他の人たちまで書ききれないけど、
GK,DFはほぼ相手をシャットアウト。上出来です。
サントスも今日のところは、そこそこ効いていた。
小笠原の安定、福西の存在感も、十分に出ていました。
稲本は厳しくなったね、セカンドチョイスが遠藤だったのは、
しんどいだろうなあ。

チームとして、いい出来だったこと。
世界標準を前に、意気消沈してしまっていた俺自身に、
もう一度勇気と希望をくれた。

もう、メディアのネガティブキャンペーンに負けたりしないぞ。
駄目なところがあってもさ、直していくのさ！

さて、メキシコがブラジルに勝ってしまいました。
今日あと２点とってたら、引き分けでも良かったのにと、
思わないでもないのですが、
勝つしかない、わかりやすさはプラスかもしれん。
追い込まれていることには変わらないけどね。

王者相手、指揮官が母国に挑む。
過去、A代表は勝てたことがない。
燃える要素だらけ。

本気の王国にいどめ！日本！