VSモロッコ

U-20 対モロッコ
結果はロスタイムに失点、0−1で敗戦。
勝ち星をあげることなく、タレント揃いと言われた
『平山世代』U-20日本代表はオランダの地を去ることになった。

試合自体は決して悪くなかった。
1TOPの平山に当てたボールは支配できていたし、
カレン、家長、水野とも動きよく、
サイド、あるいはFWの裏から幾度と無くチャンスを作る。
しかし、カレンのシュートがポスト、クロスバーを叩き、
得点を奪えず前半が終わると、嫌な空気が流れたように見えた。

後半が始まり、モロッコの動きが良くなり始める。
日本は、前半動きの良かった、家長を前田に代え、
さらに、キーマン水野を梶山に代える。

ここが勝負の分かれ目だったかな。
FKをとったときも、水野が居なかったし、
平山も絶好のチャンスをはずす。

そして、後半ロスタイム、バックパスの処理をミスり、
スローインを自陣深くで取られると、
それを起点にした攻撃で、痛恨の失点。
守備陣が一瞬気を抜いた、そんな感じだった。

その後、森本を入れるも、あまりにも遅すぎた。
いや、点を取られるのが遅すぎた。

そのまま試合が終わってしまい、日本は敗退となった。

このチームは火がつくのが遅い。
いっそ、前半に1点とられてから勝負でも良かったのかも。
切り札、水野を最初から使った結果、
勝負の分かれ目を悪い方に引いてしまったような気がする。

もちろん、結果論なのは承知の上だけどね。


残念でならない。この先へ進めないことが。
ともかく、このチームは解散となる。
Jあるいはそれ以外の場所で、
彼らが力をつけ、また世界を相手にする日がくる。
2008北京、2010南アフリカ
彼らの力が必要となる。
この経験、この悔しさ、この涙を力に変えてほしい。


けどやはり悔しいな。。。