祝われる喜び

westwind2006-08-26

誕生日の朝、起きてみるとものすごい良い天気。
今までの悪天候が嘘のよう。
ヴィオラ(クラスの先生)が「空からの誕生日プレゼントだね」って言ってた。なんか、ちょっと感動。

午前の授業の最後には、各国の言葉で誕生日の歌を歌ってもらった。
韓国語、イタリア語、イラン語、スペイン語、とうぜん英語、
そして最後にヴィオラハンガリー語で。
嬉しかったなあ。本当に。
祝われ慣れしてなくて、ちょっと恥ずかしいんだけどw
(日本にはあのメロディーに乗せる日本語は無いよね。
 他の国には全部あるのが逆に新鮮だった)

午後のクラスでは、授業中にサプライズでお祝いをされる。
さすがに授業中は予想してなくて、不意打ちで、感激したよ。

で、夜はパブ。いつもはパブに来ない子達まで、
皆来てくれて、ここでもケーキを用意されて、
何度目かわからない誕生日ソングを貰い、
願い事をしてローソクを吹き消した。
バースデーカードも貰った。
元ホストファザーや先生、レセプションの人たちからも、
お祝いの言葉やら、お祝いビールやら貰う。


ホント、素敵な誕生日。生涯忘れられないだろう。
みんなありがとー!!!!!!!!!

29歳

ついに20代も最後の一年を迎えてしまいましたw

まあ、こっちでは、既に今週、何度も祝われていて、
ちょっと恥ずかしかった。
でも、まあ何だかんだいっても嬉しいものだね、誕生日って。
こんなガッツリと祝われるのも久しぶりで、
学生時代(まあ今もそうだが)を思い出して、懐かしかった。

28歳は、仕事を辞め、渡欧し、
初めての海外暮らし+ワールドカップ
と、イベントてんこ盛り。
人生の中でもこんなに環境が変わったことって、
無いんじゃないかなあってくらいの忙しい一年だった。
沢山の大事な仲間に出会えたし、本当に来て良かったなあ。

さて、29歳ですが、
まずは残る2ヶ月全力で学び、遊ぶ!
そんで、帰ったらまた働いて、
力を蓄える期間になるでしょう。
まだ次の目標は未だ未確定。
もっと自分の世界を広げたいし、やりたいことも、
行きたい所も沢山増えたし。
次はどこで誕生日を迎えるのやらw

ま、こんなとこでどうでしょ。

1.英語のブラッシュアップ(維持するのもシンドイか)
2.専門での知識の再構築(というか、リハビリ)
3.適度にサッカーがしたい

というわけで、まあ29歳も適当に生きてみますんで、
今年も一年よろしくお願いします♪

エミュレーツ

westwind2006-08-23

というわけで、行って来ましたエミュレーツ。
この間、風邪引いたり、直りかけを酒で潰されたりと
体調悪化の一途だっただが、なんとか。

実は、メンバーズカードが無く入場できるかどうかも
定かではなく、不安なままスタジアムへ。
最初に対応してくれた兄ちゃんは死ぬほど態度が悪く、
本気でアーセナルファン辞めてやろうかと思うほど、
たらい回しにされましたが、最後のお姉さんが
(多分俺より年下だけど)とても親切に対応してくれたので、
許すことにした。

さて、まずはエミュレーツの感想。
さすがにでかい。
前回のプレミア開幕は6万人越えの超満員だったとのことで、
平日でチャンピオンズリーグの予選、相手はザグレブ
3−0で1st勝ってるからメンバーを落とすことも予想され、しかも最悪の天気。こんなでかい箱が埋まるのかと
不安に思っていたのだが、始まってみると5万8000人!
ほぼ満員の様相。さすがアーセナル
これなら元も取れるだろう。

でもハイバリーと比べるとピッチ遠い!
二階席だったので、雨が凌げて良かったけど、
選手の顔まで見えたハイバリーとは雲泥の差。
やっぱ一階じゃなきゃだめかねえ。
それにでかすぎて応援の密度が薄い。
ザグレブサポーターに近かったせいもあるけど、
終始、応援がとぎれとぎれで、前回のような試合中ずっと
応援のチャント唄いっぱなしってのは無かったので、
それも残念だなあ。
まあ、試合にもよるのかもしれないんだけど。

さて、試合は一点先制され、惜しいチャンスも潰しまくり。
フレブは打たないし、アデバヨールは打ち上げちゃうし。
ファンペルシは頑張ってたけど、運にも見放されてる感じ。
前戦の流れを引きずるかのごとく、点が入らない。
かなり雰囲気悪かったが、アンリの投入で流れを変え、
リュングベリがセットプレーからヘディングで同点弾!
さらに、前回の試合からラッキーボーイの様相を呈している、
ウォルコットが登場!
(スタジアムの歓声はアンリ並。すげー)
そして、なんと彼が決勝点をアシスト!
試合もだれたロスタイム、アンリがひきつけにひきつけて、
右にはたくとそこにいたウォルコットが中へ鋭い折り返し。
なぜか誰も触れず、ファーサイドに居たフラミニがトラップ。
簡単に叩き込んで逆転♪
これで勝利決定となった。
なにげにエミュレーツスタジアム公式戦初勝利。
これで弾みが付くと良いけどねえ。

ザグレブの選手は頑張ってたけど、最後息切れしたね。
応援は一体感があり、さすが東欧って感じの団結力。
敵ながら天晴れでした。

試合内容はともかくとして勝ってよかった。
やっぱりスタジアムで見るのは楽しかった♪

スペフラ感想と8強

8強が決まりましたねえ、
昨日のスペインVSフランス戦。
すごいゴール裏のいい席!なんとフランス側のゴール裏の前から2列目!
選手のアップも間近で見れた♪

前半はスペインペースで、先制のPKを取る所までは良かった。
サイド攻撃とセンターを繰り返していて、フランス危ういなと思ってた。
アーセナルファンなんで、一応、フランス贔屓)
ずっとスペインペースで試合が進んだが、追加点が奪えず、
けど、リベリーの見事なゴールで追いついてからスペインが焦りだしたかなあ。
ホアキン投入が仇となり、サイド攻撃が不発になった感があった。
セルヒオ・ラモスとかぶってた?)
まあ、ゴール裏イメージも違うから分からないけど。
そこから、徐々にフランスにペースを握られて、試合は膠着。
延長が見え始めた最後にアンリが取った怪しげなFKから
(あれはアンリのファールに見えた)
ビエイラが決めて逆転!

そして、クライマックスはジダン!!!
あそこでまだ走れるんだから凄いなあ。
シュートも冷静そのもの。
あのゴールを間近で見れたのは本当に幸せでした♪



さて、試合の感想はこの辺で
8強までの感想ですが、順調そのもの。
個人的にオランダ、スペインがここで去るのは、
ちょっと悲しいけど、若い彼らの成長には
期待できるのではないかと思ってる。

長い祭りもそろそろ佳境。
もうちょっとだけ、この環境を楽しもうっと。

キャンパーとの邂逅

westwind2006-06-14

ドイツに来て初めて予定の無い一日。
その他の日本人キャンパーと交流を深める。
学生、教師、ホテルマン、寿司屋、電力会社、フリーター、etc,etc
なんとこのキャンプのイベントのためにきた日本舞踊家まで。
いろんな人がいるもんだ。そして、人は見かけによらぬもんだw

さて、さてそんな皆と今日したことは、サラダパーティ!
だって、キャンプ地の屋台ではケバブ、パスタみたいな単品しか食べれなくて、
野菜不足だったんですもの。
(安いんだけどね、2.5ユーロ出すとおなか一杯になるくらいの量くれるしw)

みんなで最寄のスーパーまで買い物に。
と言っても徒歩30分、キャンプ地は物凄い田舎なんで買出し一つでも一苦労w

その後、いったん休憩。
ウクライナVSスペインを見る。
スペイン強し!まさか4−0とはねえ。
ビジャの好調っぷりと、4点目のプジョルトーレスの見事すぎるゴール!
うーむ、こりゃスペイン良いとこ行くかもね。

そんなこんなでサラダパーティが開催される。
キャンパーの一人ともじの誕生日でもあったため、誕生祝いもしたりして、実に愉快。
見ず知らずの人間が出会って、一つの接点を機に仲良くなる。
旅の醍醐味ですが、ファンキャンプだとそれが容易!
すっげー楽しいね。

よねさん(コワモテ体育教師)がご飯を炊いてくれて、
インスタント味噌汁とともに日本食パーティも開催。

飯を食っていると、イングランド人がサッカーの試合をしようと誘ってくる。
なんでも奴ら可動式ゴールを持ってきて臨時サッカー場をつくっちゃったらしい。
さすがサッカーの母国。

というわけで、いきなりイングランド対日本戦開始。
当然参戦。
流石にこんなキャンプに来ている人たちはレベルが高い!
国見やら有名校出身の子もいるし、みんなしっかりと繋げる。
なかでも、40代にして現役ばりばりのホテルマンさんのセンタリングの正確さには驚いた。
いやあ、あんな年のとり方をしたいもの。

試合は3−5で敗れる。イングランド人は当たりが激しく、シュートレンジが長い!
決まろうがなんだろうがガシガシ打ってくる。
日本人は繋ぐけど最後が打ち切れない。
んー、代表と同じですなあw

夜はドイツ−ポーランド
キャンプ地のPVは地元民に開放されているんですが、この日ばかりは恐ろしい込み具合。
結構広いし、アリーナで人は入るはずなんですが、隙間が無くて入れない有様。
ドイツ人のサッカー好きを思い知らされる。

そんななか、なんとか見た試合はというと、苦戦に苦戦を重ねたドイツが劇的勝利!
オフサイドになった幻ゴールの直後、オドンコール→ノイビレ!
交代がぴたりとはまるあたり、今回のドイツ侮れない。
下馬評を覆す良い戦いをしてるね。クリンスマン人気も急上昇らしいし。

夜中は当然の如く大騒ぎ。こいつら明日、学校や仕事無いのかよ!
(追記:次の日は休日だったらしい)

勝利の味

夢じゃないんだ。
起きて最初に思ったことはそれだった。
あの屈辱的な敗戦のショックは、当然今日も心に残る。
今日は韓国の友人達と会うため、フランクフルトへ行かねばならない。
疲れた体を引きずって、フランクフルトへと向かう。
(おかげでカメラ忘れたよw)

フランクフルトは数日前に訪れたときとは違い、すっかり韓国応援ムード。
聞きなれたアリランなど韓国の応援歌がけたたましく鳴り響く。

凄まじい混雑の中、なんとか友人と合流し
スタジアムへIN。

フランクフルトのスタジアムは、カイザーと比較してかなり良い作り。
さて、試合はというと、韓国が一点先制されるも、
イ・チョンスアン・ジョンファンの2点で逆転勝ち。
トーゴという格下相手とはいえ、素晴らしい逆転勝ちにスタジアムは狂喜乱舞。
正直羨ましいなあとは思ったけれど、心からついていくには昨日の負けが重すぎて、
韓国は好きだけれど、いっしょに喜ぶ気にはならず、友人たちに祝福の言葉を残して、
一人キャンプへと帰る。

キャンプでは3試合めのブラジル戦にぎりぎり間に合う。
じりじりとした試合展開だったし、クロアチアは十分に強かった。
アーリークロスを多用するあたり、日本も危ういのではと思わされた。
結果的にカカの1発でブラジル勝利!
キャンプ場にはブラジリアンサンバが鳴り続け、結構遅くまで寝れなかった。

くそう、俺も勝利の味を味わいたい。